こんにちは。スミレ(母)とレモン(娘)です。当ブログを訪れていただき、ありがとうございます。
姫路城の門をくぐり、中へ進んだ瞬間、スミレは少し緊張しました。外から見ていたときの「白くて美しいお城」という印象が、中に入った途端、静かに裏切られた気がしたからです。
この日、スミレはロンブー敦さんの番組を思い出しながらお城を歩いていました。姫路城の観光大使でもある敦さんが、「姫路城は圧倒的に攻めにくいお城」だと話していたのを、ふと思い出したのです。
敦さんは番組の中で、「足軽目線で、ここを攻めるのは本当に怖いと思う」と話していました。その言葉を思い出しながら一歩一歩進んでみると、姫路城は見るためのお城ではなく、攻められることを前提に作られたお城に見えてきました。
門の位置、道の曲がり方、視界の悪さ。白くて美しい外観の奥に、敵を迷わせ、足を止めさせるための仕掛けが、静かに積み重なっているように感じたのです。
「これは、お殿様や武将のためのお城じゃない。足軽の目線で歩いてこそ、怖さが分かるお城なんだ」そう思いながら、スミレは姫路のお城の中を進んでいきました。
姫路城に入る前、スミレは姫路駅から歩き、しゃちほこ撮影スポットで写真を撮り、寒さに耐えきれずコーヒーとコロッケ…のつもりが、海老天えきそばで体を整えてからお城へ向かいました。第1弾では、姫路城に着くまでの道のりと、その日の空気感を書いています。

この記事はこんな方におすすめです!
三の丸広場は入れなかった|季節で変わる景色

門をくぐった先にある三の丸広場。春には中に入れることもありますが、この日はコーンが立てられていて入れませんでした。
芝生を守るためなのかは分かりませんが、同じ場所でも季節や時期によって景色が変わるのだと感じました。
スミレは三の丸広場の外側から、お城を撮影しました。入れなかったからこそ、少し引いた位置から見る姫路城も印象的でした。
券売機まわりの様子|値上げ前のリアル

入場口の手前には、券売機前に並ぶためのエリアが作られています。ただ、この日はそこに並ぶ人はおらず、スムーズに進めました。

営業時間や入城料金が書かれた看板、そして券売機の上に表示されている「現在の料金」も写真に残しました。

値上げ前の姫路城。このときの表示は、今となっては記録としても残しておいてよかったと思います。
入城してすぐの案内|パンフレットは種類が多い

中に入ると、さまざまな言語の案内パンフレットが置かれていました。
冊子タイプのパンフレットは主要な言語のみ。一方で、折りたたみタイプの案内は、さらに多くの言語が用意されていました。
スミレは
・日本語の冊子タイプ
・英語とスペイン語の簡単な説明のもの
を手に取りました。

ベビーカー置き場とコインロッカー
入城してすぐ分かりやすい場所に、設備がまとまっていました。
ベビーカー置き場

左手には、屋根だけの簡易的なベビーカー置き場があります。
コインロッカー
入口を入り、左手と右手にコインロッカーが2か所ありました。

荷物が多い人や、子連れで来る人にとって、最初に把握できる位置にあるのは安心だと感じました。
足軽目線で歩いてみる|お城の印象が変わった

ここから、スミレは自然と「足軽目線」でお城の中を歩くことになりました。
姫路城は、美しさが取り上げられることが多いお城です。でも、歩けば歩くほど、「これは攻める側にとって相当怖いお城だ」と感じました。
足軽とは、戦国時代に実際に戦場で戦っていた兵士のことです。武将や侍のような身分ではなく、最前線で命をかけて戦う役割を担っていました。
お城を攻めるときは、真っ先に門をくぐり、細い通路を進み、どこから攻撃されるか分からない中を歩いていく存在です。
スミレは、姫路城を歩きながら、「もし自分が足軽だったら、ここを進めるだろうか」と考えるようになりました。
圧倒的な門の数|姫路城は攻めにくい
現在の姫路城には、21の門が現存しています。当時は、80もの門があったそうです。
門が多いということは、その分、立ち止まらされ、進みづらくなるということ。実際に歩いてみると、その意味がよく分かりました。
一人しか通れない門の怖さ

いくつかの門は、一人がやっと通れるほどの幅です。一人ずつしか進めない。先が見えない。もし向こう側に敵がいたら……。
足軽だったら、「絶対に通りたくない」と思う作りでした。
90度曲がる導線|先が見えない不安

門を抜けたと思ったら、すぐに90度曲がる構造。まっすぐ進めないため、向こう側の様子が分かりません。
スミレは、ただ歩いているだけなのに、自然と警戒する気持ちになりました。
お城の中に入ってから、ずっと試されているような感覚が続いていました。
まとめ|姫路城は「見るお城」ではなかった
姫路城は、白くて美しいお城として語られることが多いです。でも、実際に中に入って歩いてみると、ここは攻めさせないために作られたお城だと実感しました。
門の数、導線、一人ずつしか通れない構造。足軽目線で考えると、姫路城は恐ろしいほど計算されたお城です。
このあとも、歩き進めるごとに、スミレの姫路城への印象は何度も変わっていきました。


