こんにちは。スミレ(母)とレモン(娘)です。当ブログを訪れていただき、ありがとうございます。
前回の【準備編】では、ロンドンを選んだ理由や、フランシスキングの料金、出発前の手続きについてまとめました。
今回はいよいよ、実際の2週間の様子をレポートします。日本人がほとんどいない環境で、レモンがどう過ごしたのか、母スミレの過ごし方まで、たっぷり書いていきます。

この記事は、こんな方におすすめです!
初日:緊張のレベルテストと「連絡袋」
初日だけ(翌日以降は9時~)は8時に登校し、レベルテストを受けました。レモンはガッチガチに緊張していましたが、テストを担当してくれた先生が少し日本語を話せる方で、それだけで少しホッとした様子でした。
この日、フランシスキングから連絡袋(ケースとボールペンのセット)が配られました。この中に、授業中に配布されるプリント類を入れていくのですが、2週間が終わる頃にはかなりパンパンに。

1週目は午後もアフタヌーンクラブがあったため、お弁当を持たせました。教室前のスペースに冷蔵庫があり、お弁当はそこに入れておけました。
8時に送り届けたあと、「お迎えは15:30ね」と言われたのですが、スミレはレモンが心配で帰る気になれず、学校に残っていたら、先生に「帰っていいよ」と声をかけられてしまいました(笑)。
1週目:「友達いない」と伝えた日
1週目のクラスは10人ほどで、半分くらいがトルコ人という編成でした。年齢は全員分かりませんが、何人かが「11歳」「12歳」と答えていたそうなので、レモンいわく、同じくらいの年齢でクラス分けされていそうとのことでした。
15:30にお迎えに行き、レモンに1日の様子を聞いてみると。。。
1人でいたところに男の人が来て(後で先生だと分かりました)、「友達いる?」と聞かれ、「いない」と答えたところ、韓国人の女の子2人を連れてきてくれたそうです。
それからは、スマホの翻訳機能を使ったり、たどたどしい英語をがんばって話したりしながら、その子たちと休憩時間を過ごすようになりました。「日本人、誰もいないー」とレモンは言っていました。
受付では、日本人スタッフに質問できる
スミレもお迎えの時間、話せる人がいなくて「日本人いないな・・・」と感じていたのですが、あるとき受付にアジア人らしき人がいて、日本語が聞こえてきたので思い切って話しかけてみました。その受付の女性は日本人の方でいろいろ教えていただけました。
「日本人少ないですけど、いますよ」とのことで、ちょうどそのとき居合わせた方とお話しすることに。この方とは、後日一緒にアイススケートに行くことになります。この話はまた別の記事で詳しく書きますね)。
アフタヌーンクラブでは何をしていたのか
1週目は午後にアフタヌーンクラブがあったのですが、レモンに何をしていたか聞いてみたところ、いろいろなゲームで盛り上がっていたようです。
印象的だったのは、「行きたい国」というテーマで先生が日本の画像を見せたときのエピソードです。
その画像を見たサウジアラビア人の子が「これは日本じゃない」と言ったところ、韓国人の男の子が「これは日本だよ」と訂正。すると「あなた日本人じゃないでしょ?」と返され、「日本に行ったことあるから分かるよ」と言い返していたそうです。
それでも本当かどうか確かめようということになり、レモンに「日本だよね?」と聞かれたので「日本だよ」と答えたとのこと。レモンは「その韓国人の男の子、間違ってないのにかわいそうだった」と話していました。
週1回の美術館訪問
午前中のクラスでは、週に1回、徒歩で美術館に行く時間があったそうです。1週目はヴィクトリア&アルバート博物館へ。目立つ黄色いベストを着せられて移動していたそうです。

2週目:再びゼロからのスタート
1週目に仲良くなった韓国人の女の子たちは帰国してしまい、レモンは「また2週目、大丈夫かな」と少し不安そうな様子でした。
ただ、2週目は午後の授業がなかったことと、スミレが受付で知り合った日本人ママの娘さんも(クラスは違うものの)同じ学校にいたことで、多少の心強さはあったようです。
2週目のクラスは9人ほどで、半分くらいが中国人。金曜日は中国人の子たちが来なかったため、その日だけ5人ほどに減っていたそうです。
レモンのクラスには、1週目・2週目を通してずっと日本人はレモン1人だけでした。「そうなると、英語話すしかないねー」とレモン自身が話していたのが印象的でした。
2週目の美術館訪問はナショナル・ヒストリー・ミュージアム(だったと思う、とレモンは言っていました)。
午後のアクティビティは水曜だけに
2週目は火・水・木の午後アクティビティに参加する予定でした。
- 火曜日:不参加
- 水曜日:参加。「River Walk」で、フランス人の親子と知り合う
- 木曜日:参加者が3人に満たず、アクティビティ自体がキャンセル
アクティビティがあるのはこの火・水・木の3日間だけで、実際に参加できたのは水曜日のみでした。人数が集まらずキャンセルになることもある、というのは事前に知っておくと心構えができるかもしれません。
なお金曜日は、水曜日に知り合ったフランス人親子から「科学博物館に行く」と誘ってもらい、一緒に出かけました。こちらは学校のアクティビティではなく、個人的な外出です。水曜日の交流がこんな形で繋がったのは嬉しい出来事でした。
番外編:2階カフェ
フランシスキングの日本でいう2階には、受付とカフェ(売店のような場所)があり、親はここで待つことができました。
コーヒーはカフェラテとカプチーノが2.8ポンド。ここのバリスタさんに「ラテはミルク感が強すぎる」と話したところ、「カプチーノの方がミルクは少ないよ」と教えてもらい、それでも「もう少しコーヒーが強い方がいい」と伝えると、フラットホワイト(3ポンド)を勧めてもらいました。これがスミレには一番美味しく感じられました。

6.5ポンドでサンドイッチとコーラのセットも買えたので、たまにここでランチを済ませることもありました。
なお、レモンのクラスは日本でいう3階にあり、お迎えに行かないとレモンは教室から出してもらえない仕組みでした。「お迎えが少し遅れるので待たせてください」といったことは難しく、時間はきっちり守る必要がありました。
最終日:先生からのフィードバックと修了証
最終日、レモンの担任の先生に「レモンは授業中静かでしたか?」と聞いてみたところ、「シャイなときもあったけれど、クイズの時間は積極的に参加していましたよ」と、2週間頑張っていた様子を伝えてもらえました。修了証と、レモンの様子をまとめた用紙ももらえて、とても良い記念になりました。
クラスのみんなで写真を撮りたかったのですが、それは許可されず、結局レモンと先生の2人だけで記念撮影となりました。厳しいようにも思えましたが、そのぶんきちんとした学校なのだと感じました。
レモンが選んだ「一番よかったこと」

2週間を終えて、レモンに「フランシスキングで何が一番よかった?」と聞いてみたところ、返ってきた答えは意外なものでした。
「休憩時間に、休憩室にお菓子を並べてくれるところ!早く食べないと、なくなるよ~」
…そうきたか、という感じでしたが、これもレモンにとっては大事な思い出のひとつのようです。
AICOL(昨年)との違い
昨年のAICOLは、クラスの9割が日本人という、日本語が通じる安心できる環境でした。一方、今回のフランシスキングでは、2週間を通してクラスには日本人はレモンだけ、「英語を話すしかない」環境に身を置くことになりました。
最初は不安そうでしたが、先生が友達を繋いでくれたり、翻訳機能を使いながらでも自分から関わろうとしたりする中で、レモンなりに乗り越えていく様子が見られました。
日本人が多い環境、少ない環境、それぞれに良さがあると感じた2週間でした。次回の留学先を考えている方にとって、「あえて日本人が少ない環境を選んでみる」という選択肢も参考になれば嬉しいです。
まとめ│少しずつ、聞こえるようになってきたこと
フランシスキングが終わったとき、レモンが「今ならオーストラリアの現地校も楽しめるかも」と言っていました。
実際、お店や飛行機の中で、スミレが聞き取れなかった英語をレモンの方が聞こえていることが何度かありました。2週間という短い期間で劇的にペラペラになるわけではありませんが、毎年少しずつ「聞こえること」が増えてきているのを感じます。お店の店員さんや飛行機のCAさんに話しかけられたときも、自分で答えられる場面が増えてきました。
来年どうするかはまだ決めていませんが、この積み重ねが、次の一歩に繋がっていくのだろうと思います。
準備編・体験編と2本にわたってお届けしましたが、この後もロンドンでのアイススケート場での出来事や、大英博物館・ナショナルギャラリーの様子、そしてバルセロナ編もまだまだ続きます。よろしければ、そちらもぜひ読んでみてください。


