ロンドンからバルセロナへ、ブリティッシュ・エアウェイズ搭乗記│チェックインの洗礼とビジネス風座席の謎

イギリス
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こんにちは。スミレ(母)とレモン(娘)です。当ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

前回までの記事では、関空からシンガポール航空でロンドンに到着するまでの様子をお届けしました。

今回は、ロンドンからバルセロナへ向かう区間、ブリティッシュ・エアウェイズの搭乗記です。

レモン
レモン

この記事は、こんな方におすすめです!

  • ロンドンからバルセロナ(またはヨーロッパ域内)への移動でLCCと大手航空会社を比較したい方
  • ブリティッシュ・エアウェイズの実際の搭乗レビューを知りたい方
  • ヒースロー空港ターミナル5でのチェックインの流れを知りたい方
  • 「ビジネスクラス風の座席」など、予約画面の案内と実際のサービスの違いが気になる方
  • 短距離フライトでの機内食事情(軽食のみなど)を事前に知っておきたい方

乗ったことのないLCCに、お得に乗りたくて

このロンドン〜バルセロナ間の移動では、まだ乗ったことのないLCC(格安航空会社)に、お得に乗ってみたいという気持ちがありました。スミレは昔ライアンエアーに乗ったこともあり、近年はジェットスターにも搭乗していましたが、それ以外の会社も試してみたかったのです。

空港にこだわらず「LON」というロンドンの都市コードで検索してみました。ロンドンには空港がいくつかあり、ヒースロー空港、ガトウィック空港、ルートン空港などが候補に挙がりました。スタンステッド空港発の便も表示されましたが、こちらは検討から外しています。

かなりお得な便であれば多少中心部から遠い空港でも構わないという心づもりでしたが、調べてみると、滞在予定だったケンジントン地区への最寄りはヒースロー空港で、他の空港と比べても料金にほとんど差がなかったため、ヒースロー空港発で探すことにしました。

LCC各社を比較したら、預け荷物込みで5〜6万円に

Booking.com、Agoda、Trip.com、スカイスキャナー、Expediaといった比較サイトで、ヴエリング航空、Wizz Air UK、イージージェット、ライアンエアーといったLCC各社を見比べてみました。ところが、預ける荷物を含めると、どの会社もそれなりの金額になり、2人で5〜6万円ほどかかることが分かりました。

ブリティッシュ・エアウェイズが浮上、でも夜便は少し不安

比較サイトにはブリティッシュ・エアウェイズも表示されていたため、こちらも調べてみることにしました。

すると、夜の便であれば預け荷物23kgまで込み1人あたり100ポンドほどと、LCC各社より安いことが分かりました。ただ、夜にバルセロナへ到着するのは少し怖さを感じたため、この時点ではまだ決めかねていました。

何度もチェックして見つけた、BA480便のお得なタイミング

その後も何度か価格をチェックしていたところ、BA480便(ヒースロー空港発15:15、バルセロナ着18:35)の価格が80ポンドほどまで下がっているのを見つけました。預け荷物込みで2人185.10ポンドとなり、当時のレートで2人で約4万円くらいになります。暗くなる前にバルセロナのホテルに到着できる時間でもあったため、すぐに予約を決めました。

ちなみに、ブリティッシュ・エアウェイズにも預け荷物ありプランなしプランがあり、料金が異なる仕組みになっていました。

この点は、レガシーキャリア(JALやANAのような伝統的な大手航空会社)というよりは、LCCに近い印象を受けました。実際に搭乗してみると、機内持ち込みのサイズギリギリのスーツケースを持った乗客がとても多く、荷物棚がいっぱいになってしまうのではと思うほどでした。

今回選んだのは、荷物23kgまで預けられるEconomy Plus」というプランでした。座席は予約の時点では指定できず、指定するなら別途有料。

ただし、「Economy Plus」プランは出発48時間前になると無料で座席を指定できる仕組みになっていたため、その仕組みを忘れないよう気をつけていました。

ところが、いざ48時間前に予約画面を開いてみるとすでに座席が指定された状態になっていたのです。子供連れだからなのか、48時間前になると自動的に隣り合う座席が割り当てられる仕組みなのかは分かりませんでしたが、その座席の周囲はすでに他の乗客の指定で埋まっていたため、空いていそうな座席に変更し直しました。とはいえ、結局はほぼ満席の状態だったのですが。

ヒースロー空港ターミナル5、チェックインでのひと騒動

▲ ターミナル5に到着してすぐに確認した案内板です。『BA480 荷物預けは13:15~』と表示されています。まだ早いので、チェックインだけ先に済ませます。

ヒースロー空港のターミナル5ブリティッシュ・エアウェイズ専用のターミナルで、同社のチェックインカウンターがずらりと並んでいました。最初に声をかけた係員に案内されたカウンターに向かったのですが、実はそこでは対応してもらえないカウンターでした。

事前のオンラインチェックインは、座席をすでに指定していたこともあり行っていなかったため、空港の自動チェックイン機パスポートを読み込ませようとしたのですが、何度試しても読み込まれません。近くにいた係員に伝えたところ、今度は別の女性客がやってきて、その方もパスポートが読み込まれず苛立った様子でした。その後、係員がその場でチェックインはしてくれたものの、対応してくれた2人とも愛想はあまり感じられませんでした。

荷物を預けられるのは出発2時間前(13:15~)からとのことで、まだ少し早い時間だったため、カウンター前のベンチで20分ほど待ってから、自分でタグを出して荷物に取り付け、預けることになりました。

ヒースロー空港のブリティッシュ・エアウェイズのスタッフは、全体的に笑顔が少なく、感じの良かった人は1人だけという印象でした。

予約画面で見た「ビジネスクラス」のイメージと、実際の座席のギャップ

予約の段階で、画面には何度も「ビジネスクラスへのアップグレード(有料)はいかがですか」という案内が表示されていました。スミレは、足元がゆったり伸ばせるような座席や、広めの肘掛けをイメージしていて、ゆったりとしたビジネスクラスの座席の姿がなんとなく出来上がっていました。

ところが、実際に搭乗してみると、機内前方に用意されていたのは、そうしたイメージとはかけ離れたものでした。

エコノミークラスの座席をそのまま使い、真ん中の席だけ利用できないようにすることで、ビジネスクラス代わりとして扱っているようだったのです。見た目にはエコノミークラスの続きにしか見えません。予約時に思い描いていた座席とのあまりの違いに、この光景には驚かされました。

▲ 機内に入って、スミレとレモンが「あの前方の座席の真ん中の席のブロックはなに?もしかしてビジネスクラス風?」と驚いた前方座席です。

エコノミークラスはほぼ満席で、スミレとレモンは通路側の2席を予約していましたが、窓側にも乗客がいたため、周囲に空席はありませんでした。

機内で配られたのはクッキーと水、ドリンクは有料メニューから

▲ 機内で配られたミルクチョコレートビスケットと水のペットボトルです。

このフライトでは温かい機内食の提供はなく、配られたのはマクビティの「ホブノブス」(ミルクチョコレートビスケット)ハロゲイト・スプリング・ウォーターのみでした。

フライト時間は2時間20分ほどだったため、なんとか我慢できる範囲でした。

その他の飲み物や食事については、機内のメニューを見てみると、現金またはAvios(ブリティッシュ・エアウェイズのマイル)で購入する仕組みになっていました。

▲ 座席の前のポケットに入っていたメニューのドリンクのページです。良いお値段します。。。

無料で提供されるのは基本的な範囲にとどまり、それ以上は有料というスタイルは、レガシーキャリアというよりはLCCに近い印象を受けました。

トイレに行っておいてよかった、離陸まで1時間弱

搭乗してシートベルトを締めたタイミングで、レモンがトイレに行きたいと言い出しました。念のため客室乗務員に確認したところ、「クイック、クイック」と急かされながらも、笑顔で対応してもらい行くことができました

ちなみに、チェックインカウンターでは愛想の良さをあまり感じられなかった一方で、機内のCAさんたちについては感じが悪いという印象はなく、むしろ気持ちよく対応してもらえた場面が多かったです。

トイレに行った後は、離陸までしばらく順番待ちの状態が続き、結局1時間弱ほどかかりました。「あのときトイレに行っておいて良かったね」と、レモンと話したのを覚えています。

バルセロナへの到着も、予定より30分ほど遅れました。

まとめ│LCCとレガシーキャリアの境界、今はもう曖昧かも

今回、ブリティッシュ・エアウェイズに搭乗してみて感じたのは、LCCとレガシーキャリア(伝統的な大手航空会社)の境界が、以前よりも曖昧になってきているということでした。振り返ってみると、次のようなポイントが今回の学びになりました。

  • 大手航空会社でも、預け荷物の有無で料金プランが分かれていることがあり、LCCと似た仕組みになってきている
  • 便を決める前に何度か価格をチェックすることで、お得なタイミングに出会えることがある
  • 空港でのチェックインには、パスポートの読み取り不良やカウンターの案内違いなど、予期せぬトラブルが起こることもあるため、余裕を持ったスケジュールで向かうのがおすすめ
  • 「ビジネスクラス風」の座席表示など、予約画面の案内と実際のサービス内容が異なる場合もあるので、心構えとして知っておくと良いかもしれない

次回は、いよいよ最終回、バルセロナから関空へ戻るシンガポール航空の復路搭乗記をお届けします。

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