ロンドンでクレジットカード3枚盗まれた話。気付いた瞬間から、やったこと

イギリス
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こんにちは。スミレ(母)とレモン(娘)です。当ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

これまで、一人でブラジルにもUAE・ドバイにも行きました。スペイン留学をしていたとき、サラマンカで夜出かけて、気づいたら携帯がなくなっていたこともあります。海外では荷物や貴重品に気をつけなければいけないことは、身をもって知っているつもりでした。

だからこそ、今回のロンドン・バルセロナ旅行も、事前にしっかり対策をして臨んだつもりでした。

レモン
レモン

この記事は、こんな方におすすめです!

  • これからロンドン・ヨーロッパ旅行を予定している方
  • 海外旅行中のスリ・盗難対策を知りたい方
  • クレジットカードを盗まれてしまい、対応方法に困っている方
  • 子連れ海外旅行でのトラブル対応に不安がある方

気をつけていたのは、バルセロナのはずだったのに

スリが多いことで知られる国は、これまでの経験からある程度わかっていました。今回もバルセロナは特に気をつけなければ、とレモンにも話していたくらいです。

普段使いの財布とは別に、持ち歩き用の財布を用意し、クレジットカードもメインで使うもの以外に予備を入れて、使わないであろう現金や免許証などは滞在先の部屋の金庫。できる範囲で対策はしていたつもりでした。

でも、盗まれたのはロンドンでした。それも、たった数十分の間に。

ケンタッキーで感じた、小さな違和感

▲ 真ん中のドアからフランシスキングに入ることができます。この1階にあるKFCでランチしたのです・・・

その日は、レモンの語学学校の下にあるケンタッキーでお昼を食べていました。地下のテーブル席に座り、リュックは自分の真後ろに置いていました

食べている途中、ふと、リュックがモゾっと動いたような気がしたのです。「あれ?」と思って中を確認すると、財布スマホもちゃんとありました。気のせいかな、そう思って、そのまま食べ終え、地下鉄に乗ってQUEENSへ向かいました。

QUEENSで届いた、身に覚えのない利用速報メール

QUEENSで子どもたちが一通り滑って、寒いから少し休憩しようとなったとき、スマホに三井住友カードの利用速報メールが立て続けに届いていることに気づきました。

「今回の旅行で、まだ三井住友カードは使っていないはず」

そう思いながら財布の中を見ると、クレジットカードだけがありませんでした。頭の中が真っ白になり、何度もリュックの中をひっくり返しましたが、やはり見当たりません。

一緒に来ていた日本人のママにとっさに事情を話し、まだ滑りたがるレモンを預かってもらいました。

手が震えて、うまく調べることもできません。日本は夜中でしたが、家族にLINEをすると、イギリスで使えるフリーダイヤルを調べてくれました。

ただ、自分のスマホから電話をかけてみても、プツッと切れてしまいます。契約していたのがeSIMだけだったことが、ここで響いてきました。

震える手で、助けを求めて

どうしよう、どうしようと思うばかりで、いつものように頭が働きません。QUEENSで電話を貸してもらえないかと考え、アイススケートの受付に戻りました。クレジットカードを盗まれてしまったことカード会社の連絡先がイギリスのフリーダイヤルで自分のスマホからはかけられないことを伝え、電話を貸してもらえないか聞いてみることにしました。

受付の方がすぐにマネージャーを呼んでくれて、そのマネージャーが事情を丁寧に聞いてくれました。スミレの手は震えていて、そのマネージャーがスミレが持っていた電話番号にかけてくれました。事務所の椅子に座らせてもらい、ノートとペンまで用意してもらいました。

カード会社に連絡すると、その場ですぐにカードを止めてもらえました。不正利用が続いていたことも確認でき、帰国後の手続きについても教えてもらいました。

もう一枚のカードも同じように連絡し、無事に止めることができました。ただ、不正利用の申請には、警察に届けを出す必要があるとのことでした。

事務所の方にお礼を伝え、レモンたちのところへ戻りました。

警察へ、そして公園で遊んだ後、ビッグベンを見ながら・・・

一緒にいたママが警察署の場所を調べてくれ、子どもたちを連れて一緒に付き添ってくれました。一人だったら、とても心細かったと思います。英語でなんとか状況を伝え、盗難届を出せました。

手続きを終えた頃には、もうすっかり夜になっていました。それでも、子どもたちが「公園に行きたい」と言うので、ビッグベンの近くの公園へ。20時半から21時まで、子供たちは公園で楽しそうに遊んでいるのを見て、やっと少し安心しました。

21時過ぎになり、ライトアップされたビッグベンを眺めながら帰りました。

▲ 21時前までまだうっすら明るく、21時過ぎるとこんな感じになります。

大変な一日だったはずなのに、子どもたちの「遊びたい」にちゃんと付き合ってあげられたことは、今振り返ると少しほっとする記憶でもあります。

翌日、フランシスキングの受付で涙が止まらなくて

その日はくたくたのまま眠り、翌日、レモンの語学学校の受付で、もう一枚のカードのことを相談していました。

スミレは、金庫に入れている財布と、持ち歩き用の財布を持っており、とあるクレジットカードを、どちらに入れていたか記憶がはっきりしなかったのです。しかし、金庫の財布に、そのクレジットカードが見当たりませんでした。念のため、そのクレジットカードも止めてもらおうと電話することにしました。

最初は英語で話していたのですが、途中から涙が出てきてしまい、日本人のスタッフを呼んでもらうことに。受付の方が、自分のスマホから電話をかけさせてくれました。

数日後、明細を確認すると、そのカードもすでに不正利用されていたことがわかりました。

海外はこれまでも何度も経験していて、スリが多いことも知っていたはずなのに。そんな悔しさが、じわじわとこみ上げてきました。

それからは、荷物を分けて、ファスナーを手で押さえて

事件のあと、あのリュックや財布を使うのがどうしても気持ち悪くなってしまいました。

それからは、別に持ってきていたショルダーバッグのポケットにカードを1枚だけ直接入れファスナーはしっかりと閉じて、その上を片手で押さえながら過ごすようにしました。

そうして迎えたバルセロナは、特に問題なく過ごすことができました。

まとめ│今回の経験から伝えたいこと

まだすべてのカードの結果が出たわけではありませんが、今回の経験から感じたことを、いくつか残しておこうと思います。

  • カバンは自分の目に入るところに置く。できれば、ベルトを腕に通すなどの対策も。
  • 貴重品は一つにまとめないこと。結果的に、リュックの別のポケットに入れていたカード1枚は無事でした。分散させておくことで、被害を最小限にできる可能性があります。
  • カード会社の海外専用フリーダイヤルは、事前にメモやスクリーンショットで控えておくこと。現地で慌てながら調べるのは、想像以上に大変でした。
  • eSIMだけの契約だと、フリーダイヤルにかけられないことがあること。通話用の手段も別に確保しておくと安心です。
  • クレジットカードの不正利用は、カード会社への申請でカバーされる可能性があるということ。今回のように、いったんカードを止めて、警察に届け出て証明書をもらい、カード会社に申請する、という流れが正しい対応だったのだと、後から知りました。ただし、これも「調査のうえ、本人の利用ではないと判明すれば」という条件付きで、必ず補償されると決まっているわけではないようです(スミレも今、まさにその結果待ちです)。

「気をつけていたつもりだった」場所ではなく、まったく想定していなかった場所で起きてしまったのが、今回の一番の教訓かもしれません。

助けてくれたみなさんへ

もし、あのときQUEENSのスタッフの方が冷たい対応だったら。もし、フランシスキングの受付で相手にしてもらえなかったら。もし、あのとき一人だったら。きっと「もう二度とロンドンには行かない」と思っていたはずです。

震える手で助けを求めたとき、電話を貸して、ノートとペンまで用意してくれたQUEENSのマネージャーさん。涙が止まらなくなったとき、自分のスマホから電話をかけさせてくれたフランシスキングの受付の方話を聞いてくれた日本人スタッフさん。そして、レモンを預かってくれたうえに、慣れない警察署まで一緒に付き添ってくれた、語学学校で知り合った日本人のママ。カードを盗まれたこと自体はつらい出来事でしたが、みなさんの存在のおかげで、ロンドンという街そのものを嫌いにならずに済みました。

改めて、この場を借りてお礼を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。

(本記事の時点では、カード会社への申請・調査はまだ結果待ちの状態です。続報があれば、改めて追記したいと思います。)

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